「melancholic toe cap」

大阪で活動するシンガーソングライター石田千尋がドロップするアコースティックミニアルバム。 全編アコースティックギターとボーカルでシンプルに構成された今作は、レコーディングエンジニアに椎名林檎「カーネーション」にもクレジットされている徳永輝を起用し、リボンマイク一本の一発録りモノラル録音、媒体にカセットテープを使った暖かな音作りで、その小さな体から繰り出されるソウルフルなハイトーンボイスはもちろん、彼女の楽曲の持ち味であるシンプルな言葉選びとストーリー性を伴った歌詞、そこに自然に寄り添う中毒性のある流線型のメロディーが浮き彫りになっている。アートワークは、盟友とも言えるシンガー、アキ(ex.SHOUTBACK)が担当。 ライブハウス、BAR、立ち飲み屋、ストリートなど、場所を選ばずに歌ってきたシンガーとしての強靭な経験値と、一人の女性として、一人の人間としての弱さと強さが紡ぎだす、光としてのうたは孤独で傷つきやすい僕らに心臓から染み込み明日を生きるためのはなうたになるに違いない。日々の暮らしの中からひとりの女の子が見つけたテーマソング全7編。


石田千尋 / melancholic toe cap
7songs / 1,000yen
STDR-0025
星屑円盤社WEB SHOP 限定リリース
収録曲
1 ぶらんこ(4 years old)
2 ユーティカリアブルーズ
3 バイバイ、ブラックバード
4 ファミレスへ行こうよ
5 10月3日
6 4.14
7 スプリングイヴ

作詞/作曲 石田千尋


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石田千尋「melancholic toe cap」に寄せて。
様々な方からコメントが届いております。
ありがとうございます。


にたないけん(ずぶぬれシアター)
何回ぶっこわれてもそのたび立ち上がるさ。そうだよ、千尋ちゃん、しょうもない世界はもうこりごりだ。


山崎優子(新月灯花/Me-ism)
『産声みたいだ』と思った。その声には、生まれ落ちた喜びと悲しみが満ちている。胸のうちをかっさいてさらけ出すことの痛みと快感のパラドックスを知っているこの声に、私はシンパシーを抱く。心の皮膜を破り、時には胎内回帰させてくれるその産声が、多くの人に届きますように。


カトウタクミ(ブルボンズ)
石田千尋の歌は厳しい。そして緊張感がある。僕のようなクズは彼女の眼を真っ直ぐに見れない。

chori
石田千尋は、
ものすごくまっとうな目をして、
日々の奥襟をつかみにいく。
この日々を背負い投げるために。

そこにはきっと、
合わせ技一本、
とか、
優勢勝ち、
なんてないのだ。

完璧でもなければ特別でもないかもしれない。
けれど、
傷は傷として、
血は血としてうたう、
彼女はとことんまで「そのもの」を描くひとだとおもう。

ぼくみたいに
「反則勝ちでも勝ちは勝ちでしょ」
などと常々うそぶく詩人にすら、
本気で”一本”を狙いにいきたくさせる。
すばらしい音楽だとおもう。


なかみねしょー
僕は石田千尋という人間のことをあまり知らない。
何度かだけ、歌う姿を見た。一人静かにグラスを見つめる姿を知ってはいても、一緒に杯を重ねたこともない。
でも不思議だ。今、僕の手元には彼女の音源がある。
夜になると、繰り返し繰り返し繰り返し、聴いている。

・・・

カチャッ。
こめかみに突きつけられる、魔法の言葉を詰め込んだ歌たち。
突き抜けてくる声は、とてもとても真っ直ぐだ。

初めてこんなこと思った。闇の中には、音がある。そこには、音がある。
考えて、模索して、悩んで、失敗して、必死に私は私に成ろうとする。
その姿勢が、音に鳴ってると思う。
歩いてきた、駆け抜けてきた、というより、踏み越えてきたのかもしれない。そういう時期が、絶対にあったはず。
周りを疑っても、自分を疑っても、言葉を疑っても、いつもその一歩先には、信じたい、が隠れているんやろうなと感じさせる。
理解されたい気持ち、理解されない気持ち、その平行線のど真ん中、垂直に自分を突き立て、全てに対している。

シンプル
派手じゃないけど、癖がある
古きよきが匂う

本当に大事なことは、昔から言葉にされてるし、誰かが言ってくれてる。それを自分自身が、きちんと感じて、自分の言葉として現す。素敵じゃないか。

昼下がりの喫茶店、いつもの窓際。夜のバー、カウンターのスツール。
このアルバムは、これを聴く人自身の、居場所になる。そんな気がします。

自分が疲れている時、ふと、誰かに対してとても優しくなれる時みたいな、そんな瞬間がちりばめられている。
きちんと悩んで来れた人が持てる、等身大でありながら、彩度の高い広い意味でのラブソング。
四才の時、すでに始まっていたという音楽との縁が、歌を結んだ。

石田千尋からの、とても美しい宣戦布告の形。生易しくない。
その手に握っているのは、とっておきのラブソング。



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